ビットコインを売買するには、まず仮想通貨の取引所に口座開設が必要です。
日本に拠点を置く取引所は現在11社。(2017年2月10日現在)
日本に拠点を置くビットコイン取引所
- coincheck(コインチェック)
- bitFlyer(ビットフライヤー)
- Zaif(ザイフ)
- bitbankTrade(ビットバンクトレード)
- BITPoint(ビットポイント)
- Jbits(ジェイビッツ)※サービス停止
- BTCBOX(ビーティーシーボックス)
- FISCO Cryptocurrency Exchange(フィスコ仮想通貨取引所)
- Quoine(コイン)
- Lemuria(レムリア)
- Kraken(クラーケン)※日本人向けサービス終了
口座開設は無料で簡単にできます。
私は、coinchek、bitFlyer、Zaifと3つの取引所に口座開設しましたが、メールアドレスとパスワードの登録だけで口座開設することができました!
(入出金したりするには、本人確認書類を後から提出する必要があります。)
取引所を選ぶポイント
どのビットコイン取引所に口座開設するのか、選ぶうえで重要なポイントは安全性と流動性です。
安全性について
取引所の安全性については、ハッキングなどのリスクを回避するためのセキュリティ体制が整っているか、
また、以下に述べるマウントゴックスのような経営破綻・業務上横領が起こらないような経営状態・管理体制であるかが重要です。
マウントゴックスの経営破綻
2014年にビットコインの取引所、Mt. Gox(マウントゴックス)が経営破綻したという事件がありました。
マウントゴックスは破産の原因を、サイバー攻撃によるハッキングでビットコインが消失したからだという説明しましたが、
その後、社長のマルク・カルプレスCEOが業務上横領などの容疑で逮捕されました。
業務上横領に加え、ハッキングによるビットコイン盗難被害も実際にあったようですが、
これはマウントゴックスによる仮想通貨のずさんな管理が大きな要因だった模様です。
また2016年8月には、香港の取引所「Bitfinex(ビットフィネックス)」でも、ハッキングされて70億円相当のビットコインが盗まれるという事件も起こっています。
このような被害に合わないためにも、各取引所のセキュリティ体制を確かめて口座開設しましょう。
流動性について
ビットコインの流動性は取引所によって異なり、取引高が多いほど流動性が高いといえます。
流動性が高くないと、買いたい時に買えない、売りたい時に売れない、もしくは不利な価格での取引を余儀なくされる場合があるので、注意が必要です。
ビットコイン取引所の取引高ランキング
各取引所のビットコインの取引高は、仮想通貨のリアルタイム市場ポータル「Coinhills」のBitcoin Exchanges Volume Ranking – Coinhillsで確認することができます。
ランキングの上位20位までを見ると、日本の取引所ではbitFlyer、Quoine、Kraken、coincheck、Zaifがランクインしています。(2017年2月10日現在)
※Coinhillsのランキングは全取引所が掲載されているわけではありません。
2017年春から仮想通貨法でリスク軽減
2017年春に施行される仮想通貨法では、取引所は内閣府に登録することが必要となり、金融庁の管理下に置かれます。
これにより国内の取引所は、会計監査、利用者の預ける資金と運営資金との分別管理、破綻した際に利用者の財産の返還などが義務付けられることになります。
違反するような運営が行なわれた場合、業務改善命令や業務停止などの処分が課されます。
これまではこのような規制がありませんでしたが、この仮想通貨法の施行によって、ビットコイン取引は以前よりも安心して行えるようになります。
Mt. Gox(マウントゴックス)社の経営破綻の時のような被害が出るリスクは、大きく軽減されるでしょう。
これからどんどん取引の環境も整っていくと思うので、私は今のうちから投資しようと思います٩( `・ω・´)و